モバイル・ブロードバンドの世界へ
今まで、ノートパソコンに挿入されていた「いきなり常時接楽カード」を抜いて、イー・モバイルのD02HWとUSB接続。 尚、接続先環境は以下のとおり。
PC: SONY VAIO ノート(Core Duoモデル)
OS: Windows XP
特にトラブルも無く通信開始。
ただし、メーラーなどの各種アプリの設定が、昔使っていた「いきなり常時接楽カード」で接続するよう設定されていたので、これらの設定をイー・モバイルで接続するよう設定し直さなければならず、当たり前と言えば当たり前なのだが、ちょっと面倒であった。
Gyao で動画を見てみる
では、ちょっと重めの負荷をかけてみましょう・・・と、いうことで、Gyao で動画がスムーズに見れるものなのか検証してみた。
場所は府中競馬場がある東京都下の府中市。現時点ではまだ下り7.2Mサービスは開始されていない、下り3.1Mエリアである。 木造の2階部分にいるし、近隣に電波を遮蔽するビルなどもない。
電波的な環境は良いと言えよう。
ブロードバンドスピードテスト(www.bspeedtest.jp)で測定した結果は以下のとおり。
下り受信速度: 2.9Mbps(2.99Mbps,374kByte/s)
上り送信速度: 350kbps(354kbps,44kByte/s)
下り2.9Mということで、それほど最大値である3.1Mとの差は無いようだ。
このような環境で Gyao の動画を何本か見てみた。 その結果、時々、画像が追いつかなくなるものの、そこら辺を我慢すれば、動画はほぼ問題なく見れることがわかった。
下り7.2Mサービスのエリア内で電波状態が良い場所であれば、きっと、画像が追いつかなくなると言うこともなく、動画を楽しむことができるであろう。
緊急速報
過去の記事を覆す、とんでもない状況になっている。
もの凄い
通信スピードの低下が発生している
のだ。
詳しくは以下のページを参照。
イー・モバイル emobile スピード・ダウン 府中市で速度低下
データ量
イー・モバイルには、定額のデータプランの他に、通信量にあわせて変動するギガデータプランとライトデータプランがある。 ギガデータプランを検討している方も多いかと思うが、実際のところ、ブロードバンドの本領を発揮して動画とか見てしまうと、あっという間に1GBまで達してしまう。
筆者の場合、高負荷で実験しているのだが、それでも、まだ下り3.1Mのエリアであってフルスピードは出せていない。その状態で、3日目にして既に5GBであるからして、このままで行けば、1ヶ月50GBのデータ量ということになる。
これが、下り7.2Mともなれば、もっとデータ量は増えることだろう。
つまり、イー・モバイルの真髄であるモバイルブロードバンドを楽しもうとしたら、定額のデータプランを選択するのが賢明であると言える。
イー・モバイルの利用者で通信量が少ない人というのは想像しにくいが、本当に通信量が少ない人は通信量にあわせてギガデータプランを選択したら良い。しかし、日常的にイー・モバイルでブロードバンドコンテンツを視聴したり、大きなファイルのやりとりをしたりする方は定額のデータプランを選択することをおすすめする。なにせ、ギガデータプランの場合、1GBを超えた途端、あっという間に上限金額の約1万円/月に達するので、1GBを超えないように監理するのが大変だし、モバイルでブロードバンドコンテンツのメリットを思い切り享受できることを考えると、定額のデータプランを選択することにより得られるメリットはギガデータプランで1GBに抑えている場合と比べて大きいと考えられる。
ちなみに、データプランは、月単位ではあるけれども、ギガデータプランへでもライトデータプランへでも無償で移行できるし、復帰もできる。 もし、海外に何ヶ月か出張で行かなければならない事態が生じたら、不在の月はライトデータプランに移行して料金をセーブすることもできる。
なので、最初、データプランにしておいて、やはりそれほど使わないということであればギガデータプランなどに移行すれば良いのではないだろうか。
回想
思えば凄い時代になったものだ。 僕が学生時代は携帯すら一般化していなかった。 つい1年前はモバイルブロードバンドというのは遠い世界の話だった。時代の進歩には目を見張るものがある。
僕は、翻訳会社の運営者だが、自ら翻訳の仕事もしており、時として、写真などが豊富に盛り込まれた、ファイルサイズの大きなパワーポイントなどのドキュメントをインターネットを使ってやりとりする。
従来の PHS ベースのモバイル通信の場合、こういうファイルは受信するにも送信するにも時間がかかったが、今では、あっという間に送受信できてしまう。
僕のような、翻訳など大きなファイルサイズのドキュメントを送受信するデスクワーク主体の人の多くは、イー・モバイルのサービスエリア内であれば、どこにいてもモバイルで仕事ができることになった訳で、会社のオフィスレス化
*1 を一層加速させることになる予感がする。
*1 オフィスレス化: オフィスの維持コスト(フロアコスト)は馬鹿にできない。特に、地価が高い場所、オフィス賃料が高い場所に所在する会社では、この固定費をいかに削減するかが課題である。
そこで、大部分を在宅勤務やアウトソーシングにしてしまい、オフィスにコストをかけないようにしてしまおうという考え方が出てくる。これを実践するものが「オフィスレス化」である。
実際には登記の関係などあって完全にオフィスを無くすことは不可能だが、従業員が、ほとんどオフィスに通わないでも仕事を進めることができる会社は、オフィスレス化された会社であると言えよう。
興味がある方は 福岡eドア・会社研究 の「会社にオフィスは必要か」というページも参照されたい。 田吹
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